MPLAB®ツールでターゲットをプログラムするためにHEXファイルを使用出来ますか?

MPLAB®はマイクロチップ社が配布しているIDEソフトウエアです。これらは全てのマイクロチップ社のツール(PICSTART Plus, Promate, ICD2等)をサポートしています。
ここでは簡単にMPLABへHEXファイルをインポートする方法を説明します。
更に詳しくはマイクロチップ社のドキュメントを参照して下さい。

最初にHEXファイルが単独で実行できるかを確認して下さい(デバッガは必要ではありません)。スタンド-アローンHEXファイル作成の方法

次のステップに従って下さい:

  1. MPLABを実行。このFAQではMPLABのツール・バーを参考にしています。
  2. ツール・バーからFile -> Close Workspaceを選択して他のプロジェクト/ワークスペースを開いていないことを確認して下さい。
  3. Configure -> Select Deviceからターゲット・デバイスを選択して下さい。ターゲットのPICマイコンを選択するダイアログが現れます。またプログラミング・ツールがそのデバイスをサポートしているかも知ることが出来ます。
  4. ツール・バーからConfigure -> Configuration Bitsを選択することでConfiguration Bitsダイアログを開いて下さい。
    このウィンドウの一番上のチェック・ラベル 'Configuration bits set in code'のチェック・ボックスがセットされていることを確認して下さい。 失敗しますと無効なコンフィギュレーション・ビットがデバイスに書かれます。
  5. ツール・バーからProgrammerを選択します。ここで選択出来る プログラマーを選択します。
  6. ツール・バーからFile -> Import を選択することでHEXファイルを インポートして下さい。
    これでHEXファイルはメモリーにロードされます。プログラマーやターゲット・デバイスを選択する前にHEXファイルをインポートしますとメモリーがクリアされますので順序に注意して下さい。
  7. デバイスのプログラム - これはツール・バーからProgrammer経由で行われます。
    このプロセスはプログラミング・ツールによってことなります。ICD2では最初に Programmer -> Connect Deviceで接続し、そして、Programmer -> Programでデバイスをプログラムする必要があります。
  8. このHEXファイルでプログラムしたい場合、各ターゲット・マイコンで前述のステップを繰り返して下さい。