dsPIC/PIC24チップのための各種ヒューズ・オプションは何ですか?
dsPIC30Fチップ・ヒューズ概要:
dsPIC30Fファミリーのオシレータ設定は3 つのバージョンに分けられます。 バージョン1 チップ機能: バージョン2 チップ機能: バージョン3 チップ機能:
バージョン1 チップ:
バージョン2 チップ:
HSモード(プライマリー・オシレータ)のためのヒューズ設定サンプル・コード
FRC内部オシレータ・モードのためのヒューズ設定サンプル・コード
PLLを有効にしたFRC 内部オシレータ・モードのヒューズ設定サンプル・コード
バージョン3 チップ:
HSモード(プライマリー・オシレータ)のためのヒューズ設定サンプル・コード
FRC内部オシレータ・モードのためのヒューズ設定サンプル・コード
PLL有効でのFRC 内部オシレータ・モードのためのヒューズ設定サンプル・コード
PLLオプションを使ったHS モードのためのヒューズ設定サンプル・コード
30F2020, 30F1010と30F2023チップはその他の30Fチップとは全く異なっております。
各種ヒューズに対するクリスタル周波数制限:
ノート: これらのクリスタル設定の上限はPLLヒューズを使用された時は変化します。
バージョン1は全てのチップでサポートされているベーシック・バージョン
バージョン2とバージョン3 はそれらのオシレータ設定への追加と改良です。
マルチプル・クロック・モードでのプライマリー・オシレータ- XT, EC, HS
セコンダリー・オシレータ(低電圧32 kHz)
FRC - ファースト内部RC 7.37 Mhz
LPRC - 低電圧内部RC (512 kHz)
バージョン1チップは次のPLLクロック・マルチプライヤー設定をサポート
XTとEC のみのための4x ,8x と16x PLLモード
ジェネリック・ポスト-スケーラ(1,4,16,64 により分割)
FRCオシレータに対してPLL オプション適応可能
HSオシレータに対してPLL オプション適応可能:HS2_PLLx とHS3_PLLx ヒューズを使用
30F6010, 30F6012, 30F6013, 30F6014
HSモード(プライマリー・オシレータ)のためのヒューズ設定サンプル・コード
#fuses HS, PR, NOWDT
#use delay(clock=20000000) // 20 Mhz クリスタル使用
FRC内部オシレータ・モードのためのヒューズ設定サンプル・コード
#fuses FRC, NOWDT
#use delay(clock=7370000) // 内部FRC クロック7.37Mhz 使用
30F2010, 30F4011, 30F4012, 30F5011, 30F5013
ノート: このバージョンではFRC_PLLx オプションが追加されますが、しかし、
これは30F2010 チップは含まれません。
#fuses HS, PR, NOWDT
#use delay(clock=20000000) // 20 Mhz クリスタル使用
#fuses FRC, NOWDT
#use delay(clock=7370000) // 内部FRC クロック7.37Mhz 使用
#fuses PR, FRC_PLL8, NOWDT
#use delay(clock=58960000) // 内部FRC クロック7.37 * 8 = 58.96 Mhz使用
30F2011, 30F2012, 30F3010, 30F3011, 30F3012, 30F3013, 30F3014, 30F4013,
30F5015, 30F5016, 30F6010A, 30F6011A, 30F6012A, 30F6013A, 30F6014A, 30F6015
#fuses HS, PR, NOWDT
#use delay(clock=20000000) // 20 Mhz クリスタル使用
#fuses FRC, NOWDT
#use delay(clock=7370000) // 内部FRC クロック7.37 Mhz 使用
#fuses FRC_PLL16, PR_PLL, NOWDT
#use delay(clock=117920000) // 内部FRC クロック7.37 * 16 = 117.92 Mhz 使用
次のPLL オプションがHS ヒューズでは適応可能:
HS2_PLLx : Divide by 2, x times PLL enabled.
HS3_PLLx : Divide by 3, x times PLL enabled.
#fuses HS2_PLL8, PR_PLL, NOWDT
#use delay(clock=20000000) // 20 Mhz クリスタル使用
1つの大きな違いは命令クリックが実際の入力クロックのdivide by 2 です。このファミリーのその他のチップは
divide by 4 で使用されます。
HS Mode 10 - 25 MHz
XT Mode 4 - 10 MHz
EC Mode 4 - 10 Mhz
(例えば、HS2_PLL16, EC_PLL16).
PLLブロックの後、システムクロックが120MHzを超えることはありません。
30Fチップの命令クロックはこの最終クロックを4で割ることによって得られます。
従って、30Fチップの最大クロックレートは30MHzです。