フリーザー/冷蔵庫サンプル

多くのアプリケーションで、ある条件下で起こったことをEメールで連絡することは有用です。 例えば、冷蔵庫や冷凍装置の温度が高くなり過ぎた場合。 この例は、アナログ温度センサーによって駆動された特定のアナログ・ピンがある値に達する場合に警告の電子メールを送る 装置を設定する方法を示しています。 この例は、さらにEZウェブ・リンクスによって送られる電子メールの内容を編集する方法も示しています。

このサンプルでは、Input 1が3V以上になったときにアラームを電子メールを送るトリガーとなります。

初期設定:

config.htmと名前を付けて新しい xxx.htmファイルを作成します。これはアプリケーションに必要な全ての 初期設定を含んでいます。一度、EZ Web Lynxにアップロードされますとウェブ・ブラウザーで見ることが出来、 設定されます。コンフィギュレーションは不揮発メモリにストアされますので、必要なことは config.htmを一度 試しに動かせて見ます。替わりにこられのセッティングをシリアル・ポート、又は、UDPコマンド・ポードを使って 設定することも出来ます。

下記の内容を config.htmに追加して下さい:

<html>
  <head>
    <title>ezWeblynx e-mail alarm setup</title>
  </head>
  <body>
    <!--(EXEC ID=My Device Name)-->
    <!--(EXEC NVSTRING0=Refrigerator)-->
    <!--(EXEC EMAIL_HOST=smtp.myisp.com)-->
    <!--(EXEC EMAIL_PORT=25)-->
    <!--(EXEC EMAIL_USER=username)-->
    <!--(EXEC EMAIL_PASS=password)-->
    <!--(EXEC EMAIL_TO=dest@myisp.com)-->
    <!--(EXEC EMAIL_FROM=ez@myisp.com)-->
    <!--(EXEC EMAIL_SUBJECT=ezWeblynx E-mail alert!)-->
    <!--(EXEC TRIGGER_SAFETY=1)-->
    <!--(EXEC TRIGGER_DELAY=300)-->
    <!--(EXEC TRIGGER_INSPECT1=ANALOG,1,1,3.0)-->
    <!--(EXEC TRIGGER_ACTION1=EMAIL)-->

    <h1>ezWeblynx configured for e-mail alerts!</h1>
  </body>
</html>

使用されるコマンドの説明:

  • EXEC はコンフィグ・レジスターを希望の値にセットします。
  • IDはユーザーのデバイスための名前を設定出来ます。 各EZ Web Lynxのユニークな識別子をプログラムするために有用です。
  • NVSTRING0は不揮発メモリへの文字列をストアします。 0位置で文字列を開始します。256の不揮発メモリ位置があります。Input 1を表すために NVSTRING0 を使用します。
  • EMAIL_HOSTとEMAIL_PORTは電子メールを送るために使用するためにSMTPサーバーを構成。 ISPのためにはこれらの値を変えなければいけません。
  • EMAIL_USERとEMAIL_PASSは電子メールを送るためにSMTPサーバーから要求されるユーザー名/ パスワードを構成します。 もし、SMTPサーバーこれを要求しない場合、これら2行は削除しなければいけません。
  • EMAIL_TO は電子メールの行き先を構成 EMAIL_FROM は送られた電子メールのFROMアドレスを構成
  • EMAIL_SUBJECT は送信電子メールの件名を構成
  • 電子メールの本文はプロジェクトの中でemail.txtを持つことで構成することが出来ます。 これは次のセクションで説明します。
  • TRIGGER_SAFETY はアラーム条件のデバウンスとして動作。 TRIGGER_SAFETY=1は電圧が3.0V以下になり、3.0V以上に戻るまで 他のアラーム・イベントを送らないようにデバイスを構成します。もし、 TRIGGER_SAFETY が0にセットされますと、電圧が3.0V以上である限り300秒毎に 電子メールを送ります。
  • TRIGGER_DELAY はアラーム・イベント間のディレイです。EZ Web LynxがSMTPサーバーから スパムされることを防ぐために、それは電子メールのために300秒の最少値を持っています。
  • TRIGGER_INSPECT1 は最初のアラームが何を探すかを構成します。この例では、Input 1上のアナログ電圧が 3.0V以上になるのを待ちます。
  • TRIGGER_ACTION1 は最初のアラームがトリガーされた場合に何をするかを設定します。 この例では、電子メールを送ります。

例えば、電子メールを送ろうとしますと、email.txtと呼ばれる新しいテキスト・ファイル を作成し、そして、プロジェクトに追加します。 EZ Web Lynxによって電子メールが送信される時、その電子メールのためにemail.txtの内容が 使用されます。次の内容をその email.txtに追加します。:

Alarm Condition!

Device ID: <!--(READ ID)-->

<!--(READ NVSTRING0)--> is greater than 3.0V
(current reading is <!--(READ PIN_ANALOG1)-->)

使用されるコマンドの説明:

  • READ はコンフィグ・レジスターを読み込み、そして、レジスターの内容でタグを置き換えます。
  • ID はデバイスIDを読み込みます。この値は上記で示された config.htmで初期設定されています。
  • NVSTRING0 は入力ピンの記述を読みます。 この値は上記の config.htmで初期設定されています。
  • PIN_ANALOG1 は入力ピン1のアナログ電圧を読みます。

このプロジェクトでアップロードされたEZ Web LynxはいつでもInput 1が3.0V以上の入力電圧の時、 アラーム電子メールを送ります。