Proteus VSM for TI PICCOLOはテキサス・インストルメンツ社のポピュラーなマイクロコントーラ MSP430シリーズの組み込みシステムの開発、
テストと仮想試作品のための完全な解決ツールです。
プロテウスの回路図に基づいたマイクロコントローラ・シミュレーションのユニークな本質からシステム・ハードウェアとシステム・ファームウェアの
両方を早くて柔軟に平行した開発が容易となります。技術者はこの設計の相乗効果からより速くプロジェクトを進めることが出来て、
そして、ハードウェア及びファームウェアの変更を自由自在に行うことが可能ですので市場への時間を非常に短縮することが出来ます。
プロテウスVSMの詳細をご覧下さい。
全てのProteus VSM製品は回路図キャプチャ・パッケージの
プロフェッショナル・コピーを含んでいます。産業グレードのバーチャル・インストルメンテーションと数千の
組み込みペリフェラル・モデルを持ったVSMシミュレーション・エンジンと
さらに、システムはグラフ・ベース・シミュレーションとPCBレイアウト・モジュールにより
アップグレードすることが出来ます。
次のProteus professional製品はPICCOLOx™ マイクロコントローラ・バリアントを含んでいます。
更に詳しくはそれぞれのリンクをクリックして下さい:
PCBレイアウトや他のプロセッサー・ファミリーのご購入は価格表をご覧下さい。
- TMS320F280200, TMS320F28020, TMS320F28021
- TMS320F28022,TMS320F28023, TMS320F28026
- TMS320F28027
- 全命令セット
- 全てのポートと他のI/Oピンの操作
- ウォッチ・ドッグタイマーを含む全タイマー
- 全モードでのエンハンストとハイ-リゾルーション・パルス幅モジュレーター(EPWMとHRPWM両方)のモジュール
- 通信インターフェース: I2C, SCI と SPI モジュール
- 電圧リファレンス・ピンと内部温度センターのサポートを含むアナログからデジタル変換(ADC)モジュール
- エンハンスト・キャプチャ(ECAP)モジュール
- 内部と外部電圧リファレンスのサポートを含むアナログ・コンパレータ・モジュール
- 全ての割り込みとパワー-セーフ・モード
- 実行のための内部生成プロセッサー・クロックと1クロック周期での正確さを有するイベント・タイミング
- コードの内部一致チェックを提供(無効なオペコードの実行, 無効なメモリー・アクセス, スタック・オーバー・フロー・チェッキング等々)
- さらに詳しく... VSMソース・レベル・デバッギング・システムに統合
- さらに詳しく... プロテウス診断コントロール・システムに統合
モデル制限
- 出荷時にTIリサーブド・メモリー領域にはDevice_cal() ルーチンがプログラムされています。
これは内部オシレータとADCの為のデバイス毎に指定が必要なカリブレーションの為のデータとして使用されます。
モデルにはこの処理手順が単一命令で含まれています。- ルーチンから戻り時
- INTOSC1 と INTOSC2の両方共、公称周波数は10 MHzです。 各オシレータの周波数は2つの16-bitレジスタ
により工場出荷で調整(粗調整と呼ぶ)し提供されています。
また、ソフトウエアを用いたオシレータの周波数調整(微調整と呼ぶ)の方法が提供されています。
これはモデルに実装されていません。
- DSPのクロック・ソース(内部又は、外部)の異常検出が可能です。PLLが無効に設定されて
いない時、メイン・オシレータの異常検出ロジックがデバイスの、この条件を検出します。
この動作はモデルに実装されていません。
- ハードウエア・デバイスにはCPU-タイマ・エミュレーション・モードが2つ有ります。
CPU-タイマ・エミュレーション・モード: ハイ-レベル言語デバッガにおいてブレーク・ポイント
に達した時のタイマーの状態を決定する、複数の特別なエミュレーション・ビットがあります。
これらのビットはモデル化されていません。
- SPI エミュレーション・モードはモデル化されていません。
また SPIPRIレジスターの動作は組み込まれていません、そしてSPIRXEMU レジスタ
は使用されていません(SPIRXBUFは汎用操作に使用され、モデルで全てサポートしています)。
- I2Cモデルのデジタル・ループバック・ビット(I2CMDR.DLB)とECAPエミュレーション制御ビットはモデル
でサポートされていません。他の全てのI2Cモジュールは全てモデル化されています。
- MEPカリブレーション・ロジック(MRPWR.MEPOFF)は hrPWMモジュールの初期設定では無効となっています。
- コード・セキュリティは実装されていません。
プロテウスVSMモデルは基本的に実際のデバイスにプログラムしようとするHEXファイルと全く同じに動作します。
しかしながら、ファームウェアを書くためにコンパイラを使用しますと、もっと多くの情報がデバッグするのに利用できます。
HEXファイルに代わってこれらのオブジェクト・ファイルをプロテウスに提供しますと、より豊かな動作環境が提供されます。
フリーのLabcenter VSM Studio IDE はProteus VSMシミュレーションで動作するためにサポートされているコンパイラーを自動的にコンフィギャする
タスクを大幅に簡素化出来ます。
サポートされているコンパイラのさらなる情報はここをクリックしてご覧下さい。