Labcenter Electronics Ltd. はマイクロチップ・テクノロジー社のサードパーティとしてマイクロチップ社のPICシリーズ・マイクロコントローラのための組み込みシステムの協調シミュレーションをサポートします。
dsPIC33対応プロテウスVSMはマイクロチップ・テクノロジーTMのマイクロコントローラーdsPIC33シリーズの組み込みシステムの開発、
テストと仮想試作品のための完全な解決ツールです。プロテウスの回路図に基づいたマイクロコントローラ・シミュレーションのユニークな本質から
システム・ハードウェアとシステム・ファームウェアの両方を早くて柔軟に平行した開発が容易となります。技術者はこの設計の相乗効果からより速くプロジェクトを
進めることが出来て、そして、ハードウェア及びファームウェアの変更を自由自在に行うことが可能ですので市場への時間を非常に短縮することが出来ます。
プロテウスVSMの詳細をご覧下さい。
- ISIS[イシス]回路図キャプチャの完全プロフェッショナル・ライセンス・パッケージはシミュレーションのための回路図を作成する事が出来ます。
- フルライセンスの対話式VSMシミュレーション・エンジンは試作品を製作する前にユーザーのすべてのシステムで対話形式によるシミュレーションが可能です。
- 回路図上でdsPIC33バリアントを全てシミュレートできます。
- 数千の標準ペリフェラル・モデルと組み込みペリフェラル・モデルがプロジェクトのシミュレーションで利用出来ます。
- 12以上の産業用グレードのバーチャル計測器(DSO,
ロジック・アナライザ, I2Cプロトコル・アナライザ, 等々)で測定と解析が出来ます。
- シミュレーションの間に選択したコンポーネントと(又は)システム全体のトレース・メッセージを受け取ることでシステム全体の診断が可能です。
- 完全なデバッギング能力はプロテウスVSMの内部システムを経由、MPLAB環境での直接統合環境経由、又は、 他のサポートされているコンパイラを経由でデバッグ可能です。
プロテウスVSM dsPIC33は現在以下のPIC33バリアントをサポートしています。
プロテウスVSM PICバンドルは究極のPICMicroTMためのシミュレーション解決ツールです。 サポートされているPICMicroTMはPIC10, PIC12, PIC16, PIC18, PIC24とdsPIC33バリアントです。
解析機能はAdvancedシミュレーション・オプションモジュールでグラフ・ベース・シミュレーションを追加アップグレードすることが出来ます。
完全な回路設計のためにはボード・レイアウトの為のプロテウスPCBデザイン製品とを統合することでネットリストの出力ができます。
- dsPIC33FJ12GP201, dsPIC33FJ12GP202, dsPIC33FJ32GP202
- dsPIC33FJ32GP204, dsPIC33FJ16GP304, dsPIC33FJ12MC201
- dsPIC33FJ12MC202, dsPIC33FJ32MC202, dsPIC33FJ32MC204
- dsPIC33FJ16MC304
- 全命令セット
- 全てのポートと他のI/Oピンの動作
- ウォッチ・ドッグタイマー, スリープ・モードとスリープからのウェイクアップを含む全てのタイマーをサポート
- 全モードでキャプチャ-コンペアとPWMモジュールの両方をサポート
- レガシーPSPモードを含んだパラレル・マスター・ポート(PMP)モジュ−ル
- SPI, I2CとUARTを含む全てのシリアル通信ペリフェラルをサポート
- 電圧リファレンス・ピンを含むアナログからデジタル変換(ADC)モジュールをサポート
- 内部と外部電圧リファレンスを含むアナログ・コンパレータ・モジュール
- PCの時間からの自動イニシャライゼーションを含むリアル・タイム・クロック
- 割り込み優先順位を含む全ての割り込みモードをサポート
- ロー・ピン・カウント・デバイスでのペリフェラル・ピン選択モジュール
- 拡張命令がサポートされたバリアント(デバイス)での拡張命令セット
- 実行のための内部生成プロセッサー・クロックと1クロック周期での正確さを有するイベント・タイミング
- コードの内部一致チェックを提供(無効なオペコードの実行, 無効なメモリー・アクセス, スタック・オーバー・フロー・チェッキング等々)
- さらに詳しく... VSMソース・レベル・デバッギング・システムに統合
- さらに詳しく... プロテウス診断コントロール・システムに統合
- FOSCEL, FOSCEL, CLKDIV と OSCTUN ビット/レジスターはサポートされていません。
- ループバックとirDAモードは現在サポートされていません。
- SPIモジュールは"enhanced"モード(FIFOバッファリング) 又は、"framing"モード
(主にSPIxCON2経由で有効にされた機能)共に現在サポートされていません。
- レジスターPMDx効果はモデル化されていません。
- ブローアウト検出は現在モデル化されていません。
- クアドラチャ(Quadrature)エンコード・インターフェース - アイドル・モードでの
ビットQEI1CONストップはモデル化されていません。
- モーター制御PWM - ビットPxTCON, PWMタイム・ベース・ストップはアイドル・モードでは
モデル化されていません。
- SS&Hを持ったADC - 13アナログ入力ピン迄とDMAなしのバリアントのみサポートしていません。
Proteus VSMモデルは基本的に物理デバイスをプログラムするのと全く同じHEXファイルで動作します。
但し、コンパイラを使用してファームウェアを書き込み、これらのオブジェクト・ファイルをHEXファイルの代わりに
Proteusに提供すると、はるかに多くのデバッグ情報が利用可能になり、より豊かな作業環境が提供されます。
無料のLabcenter VSM Studio IDEを使用することをお勧めします。
これはProteus VSMシミュレーションで動作するようにサポートされているコンパイラを自動的に設定するのでタスクを非常に単純化します。
ユーザー自身のIDE内で作業したい場合は、コンパイラ・オプションを手動で設定する必要があります。
デバッグ用にコンパイルした後は、コンパイラからのデバッグ・ファイルを回路図のマイクロ・コントローラの
プログラム・プロパティとして指定するだけです。
VSM Studio supported toolchains
IAR, HI-TEC, Microchip XC8, Microchip XC16, Proton+, CCS, Source Boost, Byte Craft