Microchip 3rd party

Labcenter Electronics Ltd. はマイクロチップ・テクノロジー社のサードパーティとしてマイクロチップ社のPICシリーズ・マイクロコントローラのための組み込みシステムの協調シミュレーションをサポートしています。

PIC10/12対応プロテウスVSM

PIC10/12対応プロテウスVSMはマイクロチップ・テクノロジーTMのマイクロコントローラ・PIC10とPIC12シリーズの組み込みシステムの開発、テストと仮想試作品のための完全な解決ツールです。プロテウスの回路図に基づいたマイクロコントローラ・シミュレーションのユニークな本質から、システム・ハードウェアとシステム・ファームウェアの両方を早く、柔軟で平行した開発が容易となります。技術者はこの設計の相乗効果から、より速くプロジェクトを進むことが出来るので、ハードウェア及びファームウェアの変更を自由自在に行うことが可能にします。従って、市場への時間を非常に短縮することが出来ます。プロテウスVSMの詳細をご覧下さい。

製品概要

PIC12対応プロテウスVSMは次のものを含んでいます:

  • ISIS[イシス]回路図キャプチャの完全プロフェッショナル・ライセンス・パッケージはシミュレーションのための回路図を作成する事が出来ます。
  • フルライセンスの対話式VSMシミュレーション・エンジンは試作品を製作する前にユーザーのすべてのシステムで対話形式によるシミュレーションが可能です。
  • 回路図上でPIC10とPIC12バリアントを全てシミュレートできます。
  • 数千の標準ペリフェラル・モデルと組み込みペリフェラル・モデルがプロジェクトのシミュレーションで利用出来ます。
  • 12以上の産業用グレードのバーチャル計測器(DSO, ロジック・アナライザ, I2Cプロトコル・アナライザ, 等々)で測定と解析が出来ます。
  • シミュレーションの間に、選択したコンポーネントと(又は)システム全体のトレース・メッセージを受け取ることで、システム全体の診断が可能です。
  • 完全なデバッギング能力は、プロテウスVSMの内部システムを経由、MPLAB環境での直接統合環境経由、又は、 他のサポートされているコンパイラを経由でデバッグ可能です。
オプションの購入

プロテウスVSM PIC12は現在以下のPIC10/12バリアントをサポートしています。

プロテウスVSM PICバンドルは究極のPICMicroTMためのシミュレーション解決ツールです。 サポートされているPICMicroTMはPIC10, PIC12, PIC16, PIC18, PIC24とdsPIC33バリアントです。

解析機能はAdvancedシミュレーション・オプションモジュールでグラフ・ベース・シミュレーションを追加アップグレードすることが出来ます。

完全な回路設計のためにはボード・レイアウトの為のプロテウスPCBデザイン製品とを統合することでネットリストの出力ができます。

テクニカル・インフォメーション

現在モデル化されているPIC10/12バリアント・セット:

  • PIC10F200, PIC10F202, PIC10F204, PIC10F206
  • PIC10F220, PIC10F222, PIC10F320, PIC10F322
  • PIC10LF320, PIC10LF322,PIC12C508A, PIC12C509A
  • PIC12C671, PIC12C672, PIC12CE518, PIC12CE519
  • PIC12F508, PIC12F509
  • PIC12CE673, PIC12CE674, PIC12F510, PIC12F609
  • PIC12F615, PIC12F629, PIC12F675, PIC12F683
  • PIC12F1501, PIC12LF1501, PIC12F752, PIC12HV752
  • PIC12F1822, PIC12LF1822, PIC12F1840, PIC12LF1840
  • PIC12F1571, PIC12F1572, PIC12LF1571, PIC12LF1572

プロテウスVSMは以下の実際のデバイスのすべての機能をシミュレートします:

  • 全てのインストラクション・セット
  • ウィーク・プルアップを含む全てのポートと他のI/Oピンの動作
  • ウォッチ・ドック・タイマー, スリープ・モードとスリープからのウェイク・アップを含む全てのタイマー
  • 電圧リファレンスのサポートを含んだアナログ→デジタル変換(ADC)モジュール
  • アナログ・コンパレータと電圧リファレンス・モジュール
  • 内部コード、コード・プロテクションを含むデータEEPROMメモリーとデータの持続をサポート
  • ピン変更割り込みを含む、全ての割り込みモードをサポート
  • 適切なバリアントでコンプリメンタリ出力ジェネレータ(CWG)モジュールをサポート
  • 適切なバリアントでコンフィギャラブル・ロジック・セル(CLC)モジュールをサポート
  • 適切なバリアントでパルス幅モジュレーション(PWM)モジュールをサポート
  • 適切なバリアントでニューメリカル制御オシレータ(NCO)モジュールをサポート
  • 適切なバリアントでコンプリメンタリ波形ジェネレータ(CWG)モジュールをサポート
  • 実行のための内部生成プロセッサー・クロックと1クロック周期での正確さを有するイベント・タイミング
  • コードの内部一致チェックを提供(無効なオペコードの実行, 無効なメモリー・アクセス, スタック・オーバー・フロー・チェッキング等々)
  • さらに詳しく... VSMソース・レベル・デバッギング・システムに統合
  • さらに詳しく... プロテウス診断コントロール・システムに統合
    主な制限事項:

  • 特に有りません。

サポート・コンパイラ:

    Proteus VSMモデルは基本的に物理デバイスをプログラムするのと全く同じHEXファイルで動作します。 但し、コンパイラを使用してファームウェアを書き込み、これらのオブジェクト・ファイルをHEXファイルの代わりに Proteusに提供すると、はるかに多くのデバッグ情報が利用可能になり、より豊かな作業環境が提供されます。 無料のLabcenter VSM Studio IDEを使用することをお勧めします。 これはProteus VSMシミュレーションで動作するようにサポートされているコンパイラを自動的に設定するのでタスクを非常に単純化します。 ユーザー自身のIDE内で作業したい場合は、コンパイラ・オプションを手動で設定する必要があります。 デバッグ用にコンパイルした後は、コンパイラからのデバッグ・ファイルを回路図のマイクロ・コントローラの プログラム・プロパティとして指定するだけです。
    VSM Studio supported toolchains
    IAR, HI-TEC, Microchip XC8, Microchip XC16, Proton+, CCS, Source Boost, Byte Craft

    3rd Party Logos

    "私はシステム自体を開発する前に全ての機械的なデバイスをエミュレートするための'テスト冶具'としてVSM PICとCコンパイラを使用しています。 私は開発時間が以前の20%になったと思います。それは、実際にハードを作成する前にシミュレーションで仮想のテストを何日間か行えるためです。"

    - Customer Testimonial.

    Microchipの名前, ロゴ, PICとMPLABはマイクロチップ・テクノロジー・インコポーレイティッド, U.S.Aの米国と他の国における登録商標です。