プロテウス VSM USB シミュレーションは世界で初めて(そして、唯一)の回路図ベースのUSBシミュレーション・エンジンを提供しています。 プロテウスで(サポートされているマイクロコントローラの1つを用い)で独自のUSB周辺装置を設計することが出来、回路のシミュレートをすることでファームウェアとハードウェア両方をテストします。 コミュニケーションは ウインドウズ・ドライバー・レベルで設計されており、シミュレートされたUSBデバイスへの全てのリクエストとリプライはUSBトランザクション・アナライザで表示します。 プロテウスVSMの詳細はこちらをご覧下さい。
プロテウス VSM USB シミュレーションの主な目的は、オンボードでUSB周辺機器を持っているマイクロコントローラの完全なシミュレーションを行うことです。 ほとんどのUSB周辺機器はUSBホストコントローラーの相手方としての周辺機器であり、現在のプロテスウVSMのシュミレーションはUSBデバイス類(コンピュータのUSBプラグに差し込む装置)では以下のUSBデバイス類に限定されています:
加の種類(及びマイクロコントローラの型番追加)に対すサポートを現在増やしつつありますので、ご要望状況によってUSBホスト・シミュレーション・サポートの実施も同じく考慮されるかもしれません。
プロテウスの接続図では周辺装置(例えば、USBメモリー・スティックあるいはUSBマウス)を表現します。 USB コネクターと呼ばれる専用の接続部品が USBと配線されてマイクロコントローラを有効にします。そして、接続図でこの部分をクリックすることがシュミレーションの間、PCのUSBスロットに接続する事を同じになります。 マイクロコントローラは接続図を通してファームウェアを実行し、そして、USBコミュニケーションにおいて、コンピュータの予備のUSBソケットに物理的な同等の装置を接続することと同じ動作がPCのオペレーティング・システムで行なわれます。
USB トランザクション・アナライザはシミュレーションの間すべてのURBトランザクションとレジスタアクセス動作をデコードし表示するために用いることができます。また、プロテゥスVSMのバッギング・テクニックの全てが同様に利用可能です。 これは、物理的なプロトタイプを組み立てる前に、プロテウス・ソフトウェア環境下で、USBペリフェラルを設計、デバッグ、そして、テストができることを意味しています。
解析能力はアドバンス・シュミレーション・オプション・モジュールによってグラフ・ベースのシミュレーションにアップグレードできます。
プロテウスVSM PIC18F4550モデルはマイクロチップ社の大容量記憶装置ファームウェアをシミュレートし、シミュレートされたMMCモデルのストアされたファイルをUSB経由でウインドウズに送ります。
実際にはUSBシミュレーションの実行は他のVSMシミュレーションと少し違います。。標準的な方法を次に記述します。
USBシミュレーションをサポートした現在モデル化されたマイクロコントローラー:
プロテウスUSBアナライザはシミュレートされたUSBデバイスとのやり取りで全てのリクエストとリプライを表示する別個にライセンスされた製品です。 これはUSBプロトコルの理解とファームウェアの実行を検証する、非常に貴重な手助けとなります。 メイン・アナライザ・ウインドウは以下に示す2つの部分から成り立ちます:リクエスト・リストとリクエスト・デスクリプションで以下に示します。
プロテウスのUSBアナライザ
左側のパネルがリクエスト・リストで、アナライザは全てのリクエストをツリー・フォーマットで表示します。 それらは3段階のリクエストで;IRPリクエスト(IOCTL, MJ_PNP), トランスアクション・リクエスト(IN, OUT, SETUP)とトランスアクションと関連したレジスタ・オペレーションです。
リクエスト・デスクリプション・フォーマットはアナライザの右側にあり、そして、リクエスト・リストの中で現在選択されたアイテムの詳細な内容を提供します。 リクエスト・リストが3つのレベルにまたがっているとすれば、広範囲のインフォメーションでIRPレベル、トランスアクション・レベル、又はレジスタ・レベルを検索することができます。
アナライザの上部の小さなツールバーはログの開始、ログの停止、そしてログのクリアの選択です。 これはセットアップ・フェーズ後やホストコントローラからのアクティブな応答における通信に特に有用です