プロテウス・デザイン・スーツ 8.0

Proteus 8は3年間の開発の成果と言えます。次の概要はバージョン8で拡張されたメイン機能です。 マイナー・システム拡張と修正はサポート・フォーラムのメンバー・エリア でアナウンスされています。

主な変更は下記の点:


統合アプリケーション・フレームワーク
統合アプリケーション・フレームワークは別々であったISIS[回路図エディタ]とARES[PCB設計]が 単一アプリケーション(PDS.EXE)を持ったモジュールであることを意味しています。 従って、それぞれが単一のウィンドウ(タブ・モード)、又は、前のバージョンのように2つの別のフレーム で実行することも出来ます。 シングル・フレーム・モードはノートブック・ユーザーのためにマルチ-フレーム・モードがマルチ・モニター・デスクトップのセットアップを ベストに生かすためです。

デザイン・エクスプローラ、3Dビューワと最大化されたグラフ・ウィンドウなどのソフトウェアの他の機能も 単一フレームで、又は、サイド-バイ-サイド・ビューを提供するために別のモニタにドラッグできる トップレベルのアプリケーション・モジュールとして表示しております。


共通データベース
ISIS と ARES モジュールはプロジェクト内の全ての部品とエレメントについての情報を含む共通のデータベース(CDB) をシェアしています。部品はPCB上の物理的なコンポーネントを表し、エレメントは回路図上の論理コンポーネント を表します。 CDBはエレメントと部品間の 'binding'もストアします。 結論としてマルチ-エレメント部品の一要素(例えば、パッケージ・プロパティ)への変更は自動的に 全てのエレメントに反映させることができる部品(ARES)に変更をしながら他のエレメントに反映させることが出来るということです。 エレメントID(リバインディング - ISIS内で接続が変更され再結合)とは対照的に変更部品ID(リアノテーション - 全エレメント が新しい部品IDを取得)の明確化を行った一方でピン・スワップ、ゲート・スワップとバック-アノテーションのような機能を より確実なものにしました。

Proteus 8 はVSM Studio(ファームウエア)プロジェクトと関連ソース・コード・ファイルをも含んだシングル・プロジェクト・ファイル (PDSPRJ)にデザイン(DSN), レイアウト(LYT)と共通データベースをストアします。


ライブ・ネットリスティング

Proteus 8 はリアルタイムでARES、デザイン・エクスプローラと部品表に反映させる回路図に加えた変更を有効に する"Live"のネットリストを維持します。 PCBへの変更はコンポーネントとトラッキングは実際にレイアウトから削除される前には拒否することができるように 体系的に示されています。 バッチ・モード(ライブ・ネットリスティングをオフ)はユーザーの望む方法で維持されます。


3D ビューワ
同様のライブアップデート・メカニズムがPCBへの変更は自動的に3Dビューに反映されるように ARESと3Dビューワ間で実行されています。

レンダリング・コードも両方のDirect Xを(Open GL同様)をサポートするために再書込みされ またそれがマルチ-スレッドされます。 4つ以上のコアを搭載したマシン上でのレンダリング時間はProteus 7と比較すると半分以上にすることが 出来ました。


部品表[Bill of Materials]
Proteus 8 は完全に新しい部品表モジュールを含んでいます。 これはBOMのWYSIWYGビューで独自のアプリケーション・ウィンドウで動作します。 回路図と/又は、フォーマットへの変更がただちに反映され統合されたヘッダー/フッター・エディタも用意されています。

さらにコンポーネント・プロパティはBOMウィンドウ内から追加/削除、又は、編集することが出来ます。 如何なる変更も自動的に回路図にバック-アノテートされます。 これは勿論、在庫/注文コード、コンポーネント価格等を追加するための最も自然な場所です。

最後の出力は希望するExcel, HTML又は、PDFにプリントすることが出来ます。


VSM スタジオ
ISISとARESと同じようにVSM Studio IDEはシングル・プロテウス・アプリケーションに不可欠な部分です。 これは、次の利点があります:
  • ファームウエアがコンパイル完了後に自動的にターゲット・プロセッサにロードされます。
  • 新しいプロジェクトウィザードは選択されたターゲット・プロセッサのために基本的な接続箇所(電源、リセット等)まで 配置と配線の両方ができます。
  • デバッギングはIDE又は、回路図のいずれからも行うことが出来ます。
  • さらに、Proteus 8では 'アクティブ・ポップアップ"の概念が導入されています。 これらはコードをデバッグしながら見たい回路図(例えば、液晶ディスプレイ、又は、プロセッサのピン)の領域です。 VSM Studioでデバッグする場合、アクティブなポップアップがソースコード、変数とメモリ・ウィンドウと一緒に表示されドッキングすることが出来ます。 これはまだ全体の回路図を見ながらポップアップを管理するノートブック/シングル・モニタのセットアップに特に適しています。


    品質保証
    プロテウス[ARES, ISIS, VSM]ソフトウエアはリリースの前に集中してテストされております。 しかし、不測の動作の可能性は常にありソフトウェアのクラッシュを引き起こすことがあるかも知れません。 その様な問題が場合はクラッシュ・レポーティング・システムが再起動後にサーバーに"クラッシュダンプ"を アップロードするように要求されますクラッシュ報告システムがあります。 可能な限りクラッシュダンプがされるようにこのメカニズムが有効にしておいて頂けます様にお願い申し上げます。  これは特定のクラッシュが発生した理由を理解するのに役立ちソフトウエアのどこに問題があり何故起こるのかを 理解する上で非常に役立ちます。

    Proteus 8.0はUSCの期限が 01st January 2013の全てのユーザーは無償で利用出来ます。